2021年の確定申告から青色申告控除が55万円になるようですが、マイナンバーカードは必要?

新井一

記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
最終更新日:

● 質問

いつもありがとうございます。

来年から青色申告控除が55万円になるようですが、これまで通り65万円にするために必要なことはありますか?

私はこれまでも電子申告をしてきました。マイナンバーカード持ってないのですが、必要でしょうか?
 

起業前質問集
 

● 回答

そうですね、来年2021年3月の確定申告より、青色申告の人は10万円控除、55万円控除、65万円控除の三段階になります。

結論を申し上げますと、質問者さまの場合は、これまで通り65万円控除を適用することができます。

今年までは、複式簿記による経理方法を採用している人が、65万円控除を適用できました。

来年以降は複式簿記の経理に加えて「電子申告すること」が65万円控除の要件に加わったのですが、質問者さまは、今年以前も電子申告で申告してますから、これまで通りの方法で申告していれば、65万円控除の適用を受けることができます。

税務署側としては、事務処理を効率化したいという狙いで、紙申告より電子申告を推進しているのだと思います。
 

● 質問令和2年分の確定申告から、変更になる点がいくつかあると聞いています。ポイント教えてください。  ● 回答いくつかありますので、ご確認をお願いします。  令和2年分確定申告の変更点(税理士監修済)これまでとこれからの比較 ポイント(1)青色申告控除の変更これまで: 簡易的な簿記→10万円の青色申告控除 複式簿記(貸借対照表・損益計算書を作成)→65万円の青色申告控除 これから: 複式簿記(貸借対照表・損益計算書を作成)→55万円の青色申告控除 電子申告又は電子帳簿保存を行った場合→65万円の青色申告控除 青...

 

ハンコの廃止なども含めて、時代の流れですね。


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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー

新井一
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全10冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。


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