記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
所得税は累進課税と聞いています。そうなると、起業準備中(副業)の時に、もし大きな利益がでたら、税率が一ランク上がってしまったとして、会社から天引きされる所得税金額が変わってしまってバレることはないのでしょうか?
● 回答
バレません。
ちょっと混乱されているみたいですね。所得税は、今年の所得に対してかかる税金です。つまり、会社員であるあなたは、確定申告が終わるタイミングでは、すでに、会社員としての所得税については納税済みなわけです。年末調整を経て確定しているはずです。
所得税は「その年」、つまり1月から12月までの所得から計算される税金です。一方で、住民税は「前年」の所得をもとに計算されます。
確定申告によって課税対象所得が変更になることがあれば、還付されたり、追加で支払ったりするわけです。あなたが気にしているのは、その「追加分」ですよね。それは、足りない分をあなたが直接払うだけなので、会社とは関係ありません。次の年の所得税は、また次の年の所得によって計算されます。
もしかしますと、住民税と混乱されているのかもしれませんね。住民税は、普通徴収で払うようにしておきましょうね。
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記事執筆/監修:新井一(あらいはじめ)起業支援キャリアカウンセラー
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全10冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全10冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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