記事執筆/監修:新井一(起業18フォーラム代表)
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● 質問
コンサルタントとして独立のための準備を進めています。人脈も全くなく、友達も少ないです。
今勤めている会社は中小企業で、経営も苦しいようです。また、上司や社長とも特に良い関係でもないので、辞めた後に仕事をもらえるとも思えません。
ネットでYouTubeやブログを書いて集客するしかなさそうなのですが、どういう企画を発信するべきかアイデアをいただけますか?
● 回答
専門分野についてあれこれと発信したところで、すでにある膨大な量と質の高いネット情報に埋もれてしまいますね。
出し惜しみせず、徹底的に有益な情報を出す
自分の知識をお金に変えるコンサルタントだけに、どうしても出し惜しみしてしまう傾向があります。ですが、信頼を勝ち取るためには〝9割〟出さなければなりません。
難しい話をしない
専門家は専門用語を始め、難しい話をしがちです。単純明快、ずばり〝ワンフレーズ〟で表現するなど、わかりやすい発信を心がけましょう。
新しい切り口/独自の主張をする
ネットで調べればすぐに出てくる話や、ChatGPTが答えてくれるレベルの話では、もう誰もお金を払ってくれません。あなたの経験を、あなたの視点で語りましょう。
厳しくても本当のことを言う
クライアントが欲しいからと、調子のいいことばかり言っていると信頼を失います。ダメなものはダメ、正直に語る人こそ信頼されます。
情報の受け手を応援する/背中を押す
いいねをもらうためには、情報の受け手を否定ばかりしていられません。厳しいことを言うと同時に「ならばこうしよう」を示し、背中押してあげましょう。
面倒くさいことを代わりにやる
人が調べている情報のほとんどは「やればわかること」です。ですが、人はやりません。なので〝代わりにやった人の情報〟を求めているのです。
短くする
だらだらと長く話し、何を言っているのかわからない専門家の話ほどつまらないものはありません。ポイントを押さえた発信をしましょう。
ストーリーテリングやスキットを入れる
情報発信は〝資料〟と違い、読み物、ストーリーです。やり取りをセリフで再現したり、スキット(寸劇)で分かりやすく状況を再現したりする工夫も必要です。
ビフォーアフターにプロセスを入れる
「こんな悩みを持っていた人が、こんな成果を出しました!」と、ビフォーアフターを語る人は多いですが、視聴者が知りたいのはどのように(プロセス)です。
コメント欄を盛り上げる
物議を醸す、問いかけることによって、コメント欄やリプが盛り上がります。バズらせるチャンスですので、積極的に行いましょう。
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起業18フォーラム代表。「会社で働きながら6カ月で起業する(ダイヤモンド社)」他、著書は国内外で全10冊。最小リスク、最短距離の起業ノウハウで、会社員や主婦を自立させてきた実績を持つ。自らも多数の実業を手掛け、幅広い相談に対応している。
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